独学で保育士試験の結果は合格。合格率と実技試験免除の話。

シェアする

保育士試験の合格通知。造形と言語

平成30年前期(沖縄)実技試験の結果通知書、合格通知書の送付期間は8月13日(月)~19日(日)となっています。

てっきり、13日に東京から発送されて15日あたりに届くかと思っていました\(◎o◎)/!

まさかの送付予定日初日である今日届くなんて!

結果はタイトル通り、合格しました( ≧∀≦)ノ!

保育士試験 合格通知書

選択を造形に変えて正解でした!

やっぱり付け焼き刃に素人が音楽なんか選択しちゃダメですね。←

https://souchan-daisuki.okinawa/2018/06/23/post-2766/

合格率90%の実技試験に1度不合格するというレアな体験ができて良かったです。(合格したとたんに言ってみる)

とか言っといて、あの筆記試験を乗り越えた人の10人に1人は落ちるって、実は結構難易度高いのかなぁ。とか思ったり。

でも、あのまったく弾けていないピアノで28点なら、誰でも受かると言えば受かるのだろうか。。。

https://souchan-daisuki.okinawa/2017/12/10/post-2012/

良かったー!

それにしても、学科も2回、実技試験も2回。

試験的には3回での合格です。

まぁ。。。いっか(>_<)笑

かっこよく、一発合格! とかしたかったけど無理でした。笑

保育士試験の厚生労働省発表の合格率と合格点。6割60点取れれば合格!

厚生労働省の発表によるとH29年度の保育士試験合格率は約21.6%です。

H29年保育士試験実施状況

沖縄の場合は14.7%です。

受験者数でいうと東京、神奈川、大阪、千葉、愛知、埼玉、兵庫の次に多いです。

保育士不足が深刻なので受験者も多いんでしょうね。

これは学科と実技を合わせての合格率です。

年度 合格率 年度 合格率
H16年度 12.8% H23年度 14.1%
H17年度 16.9% H24年度 18.6%
H18年度 14.5% H25年度 17.4%
H19年度 20.4% H26年度 19.3%
H20年度 10.6% H27年度 24.7%
H21年度 12.6% H28年度 25.7%
H22年度 11.4% H29年度 21.6%

地域限定や前期後期があった年は平均して1年としました。

厚生労働省のデータを参考に作成したのですが、平成15年以前はマークシートでなかったり、各都道府県で問題が違っていて参考にならないので割愛しました。

保育士試験の合格率はやはり2割程度ですね。

おそらく、ほかの資格試験に比べて

就労している・子育てしている。

という環境の受験者が多いということも合格率を下げる要因になっているのではないかな。

内容としては、合格のボーダーラインである6割さえとれればいいので、ほかの受験者のレベルを気にしなくていいのは助かりますね♪

合格率が低い原因は、なんといっても学科の科目の多さと範囲の広さ

保育士試験は9科目。

ボリュームでいえば、保育士の専門学校は2年制なので(短大卒資格のない学校の場合)、単純に言えば2年間の学習範囲を一度の試験でテストするんです。

そりゃ範囲も広いですよね。

しーかーも、法改正やらなんやらで中身ががらっと変わったりね。

医療も教育も法律も介護も栄養も変わることがあるんですよね。

救いは、科目合格すれば3年は有効だということ。

この科目合格を狙って、最初から3年計画で受験する方も結構います。(それくらい量が多いからね)

二次試験の実技は、合格基準が明かされていない

https://souchan-daisuki.okinawa/2018/08/14/hoikushi-shiken-zoukei/

https://souchan-daisuki.okinawa/2018/08/14/hoikushi-shikenn-genngo/

これもねぇ。

私が1度落ちたからですけど、合格率9割ですが、合格基準が明らかにされていないので対策が難しいんですよね。

何より、あの難関の学科試験を合格した、意識も熱意も高いはずの人間の10人に1人が落ちるんです。

ところがですよ。

なんと、実技試験免除の話が政府から出ているみたいですよ!笑

今年の地域限定試験で大阪が実技試験を免除し講習にするそうです。

保育士試験 実技を免除 大阪府、地域限定資格で 

知らなかったのですが、神奈川の地域限定保育士では以前から実技試験は免除だったんですね。

一度実技で落ちた身としてはうらやましい。笑

https://souchan-daisuki.okinawa/2018/08/26/post-3240/

↓の記事は2015年の古い記事なのですが、

藤林慶子・東洋大教授は、そもそも実技試験の合格率は高いとし、不適格者を救うことになると主張。

村松幹子・全国保育士会副会長は、「保育所への実習や講習の委託は、現実を考えれば余裕はない」と主張。将来的には現場にも恩恵があるとしながらも、「現場の疲弊感も頭に入れてほしい」と訴えた。

保育士国家試験 実技を実習や講習に代替へ

という感じで、偉い人は反対しているようですね。

。。。でもね、私は言いたい。

保育士資格はそもそも、願書を出せば合格できる専門学校で、卒業さえすれば誰でもとれる資格です。

私たちのように試験で資格を取得するのはイレギュラー。

看護士のように国家資格受験をして合格して卒業ではありません。

そもそも不適格者も適格者もわからんでしょうと。

なおかつ、適格者だという学校卒業者や試験合格者たち。多勢いますよね。

。。。なんで保育士不足なんですか?笑

それこそ、辞める理由はそれぞれあるにしても、【働かない適格者】だけ増やしてどうするんだっていうね。

実技試験1つの免除で不適格者を~とか言ってる場合かっていう。

あの実技試験で不適格者をはじけるのなら学校卒業時にも必修にしろと。

研修を現場で受け入れることの疲労感とかもさ。

いやいや、すでに学生の保育実習の受け入れしてますからーっ!!

というね。

保育士が増えればその分、現場の負担も減りますしね(*^_^*)

そもそもが高額な補助金で成り立つ認可園経営。

園長先生、頑張って実習してあげてください!笑