池上彰が新年に伝えたいことSPまとめ。社会や経済の勉強をするなら、やっぱりこの人の番組を見るのが1番いいと思う。勉強

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とてつもなく有名な池上彰氏。

私のような一般の主婦にも、わかりやすい解説と構成がとても人気ですよね。

社会の仕組みを親が理解していないと、子どもに話して教えることができません。

そんなわけで池上彰氏の番組はできるだけ見るようにしています。

今年はできるだけ番組や本の内容を記録して学習していこうと思っているので、まとめました。

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日本人のミリオネアは一体何人いるのか。実は、クラスに一人は億万長者!

これ、驚愕ですよね。

ミリオネアとは。いわゆる億り人。

ミリオネアとは、1億1千万以上の金融資産を持つ人のことです。

ここでいう金融資産とは、現金だけでなく保険や不動産なども計算に含まれています。

で、日本のミリオネアは282万6千人!

実に、日本の人口の23人に1人は億万長者なんですって。

億万長者、なんていうとものすごーく遠い存在に感じますが。。。

要は、アパート3棟持ってりゃミリオネアです。

土地の価値によっては1棟でもあり得ますね。

と、言われれば。

居ますよね。クラスに一人は親が不動産持ってる人。

すみません。

親が、なんてのはただのひがみです(-_-;)

でもまぁそのままもらえるんですからね。うらやましーっ(・ε・` )

ちなみに世界一はもちろんアメリカで、1335万人だそう。

で、日本は2位。さすがに豊かな国です。

さーらーに。

日本には資産1000億円以上の人が45人いるそうな。

今回の仮想通貨騒ぎのおかげでもっと増えていたらいいですね★

そしてパリピな感じでたくさん使ってくれることを期待しましょう。

格差の連鎖。豊かな国のはずが、子どもの貧困や教育格差が広がる

健康格差とは

高齢者を4年間調査すると所得の低い人の方が死亡率が高いというデータがある。

これを健康格差というそうな。

確かにね。

所得の高い人は、いい病院にも行けるし、健康管理にも気を配る余裕がありますからね。

 教育格差とは

わかりきってはいますが。

この所得の格差が教育格差を引き出して格差の連鎖を引き起こす。

親の所得の差こそが、参考書や塾などの教育にかけられるお金の差を生む。

そして所得が高い人はそもそも教育の必要性を感じている人が多い。

だからこそ、子どもも自然に学習することの必要性を感じる環境ができる。

ということです。

うん。

そうなんですよね。

ちょっと偏差値の高いような中学や高校に行くと、毛色が全然違いますからね。

普通の公立ですら成績のいい子は成績のいい子同士で固まるし、それはやっぱり経済的に恵まれている家庭の子が多いです。

中にはもちろん、経済的に恵まれていなくても努力で優秀な成績をとりつづける人もいます

ただそれは、とてもとても強い気持ちがなければできないことなんですよね。。。

日本人の平均生涯賃金収入は2億3365万円。

これも平均なので、実際はまた高所得者が引き上げていますが。

この平均生涯賃金収入、20年前に比べて3000万円減ったんですって。(|||´Д`

2025年問題。団塊の世代が後期高齢者になる日がくる。国民年金は破綻するのか。

2025年問題とは、国民の人口が多い団塊の世代が後期高齢者になる年で、年金が足りないんじゃね?

という問題のこと。

国民年金は本当にもらえるのか。

国が存続する限り年金はもらえる。

ただ、年金を払うための収入源である若者の数が減っている。

年金を続けるためには

・税金上げる

・支給年齢を上げる

・減額する

しか方法が残っていない。

国は早いところ【年金は確実にもらえます】と宣言しないと、ますます所得隠しなんかも増えそうですよね(-_-;)

とりあえず、賃貸収入不動産にはもっと税金上げていいと思いますけどね。

あと別荘。

日経平均株価が上がり。景気はいいはず。なぜこんなに不景気な雰囲気なの?

今、日本では毎日のように株価が上がっています。

これまで投資や投機をしたことのない人々も大勢投資を始めました。

(靴磨きの少年が投資の話を始めたら崩壊のサイン、なんて言葉もありますが)

イデコの登場やふるさと納税なんかがいいきっかけになっているようですね(*^^*)

で、株価が上がっているなら景気がよくなっているはず。

それなのにどうして、私たち一般人にはそれがなかなか感じられないのでしょうか。

それは

400兆円あるという、内部留保が原因なんだそうです。

内部留保とは

内部留保とは、要するに企業の貯金のことです。

企業が先行きに不安を抱えているので、なかなか社員に還元できない。

先行きが不安だから、銀行に利子を払って借金をしたくない

そんな理由で内部留保を増やしているんだそうです。

そしてそれは企業だけではなく、個人も同じ。

個人が持っている金融資産は1830兆円だそうです。

これは日本の借金より多い金額。

国としては借金まみれなのに、そこにすむ人々は借金以上のお金を持っている。

不思議な状況ですが、要は国を信じていないということですよね。

家計は借金しながら回して、へそくりを作り続けているような感じ?( ̄▽ ̄;)

で、金融資産のほとんどは高齢者が持っていると。

誰もが将来が不安でお金を使わないから、お金が回らない。

企業も個人も将来に不安がないとお金が回って、景気がいいと肌で感じられるようになるんだそうです。

銀行が潰れていく? 銀行にお金を預けるのが有料になるかも。

個人も企業も銀行からお金を借りてくれない。

そんな状況から銀行は今後、口座開設手数料や、口座管理費用なんかをとろうとしているそうです。

地方銀行では単独で経営ができなくなって統合化が進んでいるんだとか。

銀行からしてみれば、お金を借りてくれるから利子がもらえる。

その何分の1かを利息としてお客さんに還付する。

というシステムだったものが、だーれも利子を払わないのに利息を払わされて辛い。。。!

ってことですね。

うーん。銀行が経営危機って相当危ないような。。。

景気の良し悪しは物価で決まる

景気が良ければ、多少値段が高くても一般消費者が購入するから。

だそうです。

そしてその物価は物価調査員、いわゆる物価Gメンが毎月調査しています。

物価調査員。物価Gメンとは

全国に750人いて、2万7000店舗でよく買われている商品を毎月調査します。

炭酸飲料 コカ・コーラ

スポーツドリンク ポカリスウェットorアクエリアス

カレールウ バーモントカレー

つゆ、たれ エバラ焼肉のたれ

ふりかけ まるみやのりたま

カップ麺 カップヌードル

アイス ハーゲンダッツ バニラ

インスタントコーヒー ネスカフェゴールドブレンド

歯ブラシ ビトイーン LION

シャンプー メリット

殺虫剤 キンチョール

これらはそれぞれアンケートで決まるので、変わるときもあるそうです。

こんなアンケートどこでとってるのかな?

まとめ

感じたのは、日本はそんなに不景気じゃないってことですね。

ただまぁ、だからと言って国が信じられるか? と言われるとNO! ですね。

今後、教育格差がさらに広がっていけば、弱者の味方のふりをして問題を先伸ばしにするだけの政治家が増える可能性は高いです。

いくら【消費税を上げれば年金が満額もらえます! 将来倍になります!】

なんて言っても、それは【将来】を考えられる人にだけしか響かない。

来年の子どもの修学旅行代すら準備できない人にとっては、将来なんて知ったこっちゃないんですね。

だからこれまで、団塊の世代が現役の時代のうちにわかっていたはずの2025年問題を唱える政治家が少なかったんですよね。

政治の話は複雑で難しい。

だからこそ、自分で家族を守らなくてはいけない時代が目の前にきています。

景気は悪くないはずの日本なのに、こんなふうに感じてしまうのは薄気味悪いですねぇ。

それにしても、池上彰氏の解説が全て正しいとは言いませんが、子どもが中学生になるまで番組を続けてくれたら嬉しいですね。