天才は10歳までにつくられる。~ヨコミネ式~

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知人のお子さんが、教育に力を入れている私立幼稚園に通っています。
少しでも息子にとっていい環境づくりをしてあげたい。特に母が苦手なスポーツ。笑
私立幼稚園に憧れはとてもあるものの、しかし経済的な余裕がカケラもない我が家。汗

ということで、家庭でできる幼児教育のために、運動・音楽・勉強の3つに力を入れているヨコミネ式の本を読んでみたので感想です。

ヨコミネ式とは何か

ヨコミネ式教育法とは横峯吉文氏が行っている幼児教育法です。

「すべての子どもが天才である」という考え方で、自ら学ぼうとする力を育み、子どもたちが持つ可能性を最大限に引き出すことを目的としています。

子どもの自主性を尊重して、大人はあくまでも子どもたちの”やる気のスイッチ”を見つけて入れてあげる

「どーして?」「なんで?」と聞いてくるように、子どもは元来学びに対して意欲的。
それを削いでいるのは、親や先生などの大人に他ならない。

というのが特徴的な考え方です。

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ヨコミネ式の4つのキーワード

1.子どもは競争したがる

2.子どもはマネしたがる

3.子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる

子どもは難しすぎることに挑戦させてもやる気がおきず、逆に自分の実力以下のことをやらせると飽きてしまう。個人の学習の進み具合に合わせ、ほんの少し難しい課題を与えることでレベルアップを図ります。

4.子どもは認められたがる

本人ができることをひとつずつ増やし、認めてあげることで達成感が生まれ学習意欲が高まるとされています。

家庭でも取り入れられるヨコミネ式の教育方法

私の独断と偏見で取り入れてみたい、と思うヨコミネ式の考え方・教育方法の一部をご紹介します。
正確なヨコミネ式ではなく、ヨコミネ式をもとに、私が取り入れていこう、というものなので、正確な情報は是非本を読んでみてくださいね。

読み書き

3歳になったら、読み書きをスタート。本は毎日、最低1冊。

文字の読み書きは全ての基本。自学自習が読みの基本なので、文字を覚え出したら自分で読書をさせる。10歳までに3,000冊。

読書を動機付けするため、記録をつけて褒めてあげる。

 計算

計算では繰り返し実践することを大切に。3歳から市販の教材やたまたま算数、百ます計算などを利用。小学2年からはそろばん。

英語

勉強しているという意識にならないように、楽しんで英語を好きになってもらう。
0歳から毎日20分英語の歌を聞かせて歌わせたり、英語のDVDを見せる。
3歳には耳になじみ自然と英語のあいさつも出来るようになる。3歳を過ぎて英語を交えて話すようになったら、英語劇をさせる。
英語劇で実際にぜりふを口に出すことで実体験としての英語が身に付く。

フラッシュカード

ひらめき、想像の右脳と総合・表現の左脳が、バランスよく使える教育を行うためにフラッシュカードと呼ばれる教材を使用。

運動

体操

ストレッチから始まり、エビぞりなどをすることにより、体を柔らかく柔軟に使えるように。徐々にステップアップし、前屈、手押し車、倒立などに挑戦。

3歳 ブリッジ、壁に向かって3分間逆立ち、逆立ち歩きなど一日20分のマット運動をスタート。
4歳 側転、柔軟体操を毎日のメニューに加える。
5歳 跳び箱。

ランニング

3歳になったら毎日10分ランニング。ランニングを日課にすることで、内臓が活発に動き始める。

徒競争

徒競走を行う際には必ず順位を付ける。ただし、やる気を引き出すために実力に応じてスタート位置をずらすなどして誰でも勝つチャンスがある状況を作る。兄弟などで取り入れるといいでしょうね。
常に勝てる状況でも、常に負ける状況でもなく、お互いが本気を出そうとする場面をつくることが重要。

水泳

3歳からスタート。

音楽

3歳になったらピアニカを与え、即、曲を弾かせてみる。1曲弾けるようになったら次の曲へ。
3歳以降は、ピアノやバイオリンなどの楽器を始めるチャンス。

自学自習

毎日、少しの時間で良いから「自学自習」させる。習慣にすることが大切。自分でやらせる。考えさせる。

家事手伝い

家庭では子どもにどんどん家事を手伝わせる。

外遊び

親は余計な口出しをしない。子どもが聞いてきた時のみアドバイスする。危ない・汚い・邪魔は禁句。子どもの想像力とひらめきに基づいて遊ばせる。

まとめ

こうしてみると、家庭でも取り入れられそうなことが多いですね♪
ヨコミネ式については、つめこみ教育、子どもが変な競争心がついてとけこめなくなる、小学校3年生を過ぎたらただの子どもと変わらなくなるから意味がない。
などなどのデメリットもあげられています。

ただ、私が思うのは。。。そりゃ、家でやらなきゃできないよ。
ということです。

そもそも、ですよ。そりゃ就学前に漢字が書けるようになるメリットは? 小学校の授業が退屈になるだけじゃないか。 とかの意見もありましたけど。授業を受ける前の【予習・復習】は大切ですよね?

小学校では復習、家庭(もしくは塾)では予習。ということで何がだめなんでしょうか。

運動に関してもそうです。跳び箱が10段跳べても意味はない。足が早くても、後々追い越されて~ とかって。。。そりゃ、親が付き合って継続して体操やマラソンしていないとできなくなっていきますよ。

何事も、どんな学校に通わせても、最終的には親がどう関り接していくか。これに限ると思います。 倫理的にどうなんだよ、と思う人は世の中に大勢います。教員にも保育士にも。
そんな人たちと学校にいる長時間の間関っていても、変な影響を受けないような心の強さは、親との関る時間の濃さが確実に反映されています。

勉強にしても運動にしても、たくさん遊んでたくさん動いてたくさん学ぶ。それが悪いことのはずはないんです。
変な褒め方というかおだて方をしすぎて、永遠に自慢するような子どもにしたらそれはダメですけどね。ですが、能力の高い人は基本変人が多いですし、思いやりさえあればある程度はいいかな、と思ったりもしますけど。笑

なんだかんだ長文になってしまいましたが、私は家庭でできるだけたくさんの遊びと学びを取り入れていこうと思います。
私も立ったままブリッジ? できるようになれたらいいなぁ。一緒に練習しよう♪

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